トリミングサロンでのカットに満足できない
カットしたけどイメージと違う…
人間の美容室と同じように、わんちゃんのトリミングでも仕上がりに納得できないことってありますよね
そこで今回は「トリミングサロンでオーダーを伝えるときのコツ」をご紹介します
- 勤務歴5年の元トリマー
- JKCトリマーライセンス B級
- JKCハンドラーライセンス C級
- 愛玩動物飼養管理士 2級
失敗しないオーダーのコツ
ここではトリミングサロンでオーダーを伝えるときのコツをご紹介します
- 写真でイメージを伝える
- こだわりを伝える
- 生活習慣や環境を伝える
- 悩みを伝える
写真でイメージを伝える
1番わかりやすく正確なのは、写真でイメージを共有する方法です
いまはネット上にもわんちゃんのかわいらしい写真がたくさんあるので、理想のカットスタイルの写真を事前にチェックしておきましょう(^^)
このとき複数枚の写真があるとよりイメージがつかみやすいです◎
お顔や体、足元がわかるとカットがしやすくて助かります♪
こだわりを伝える
全体的なカットスタイルはトリマーさんにお任せだけど、部分的にこだわりがある
という飼い主さんも、実はとても多いです
例えば
- プードルのお顔のカット
- ヨークシャーテリアやシュナウザーのお耳の長さ
- シーズーやダックスのしっぽのカット
など、うちのコに似合うカットは飼い主さんが1番よくご存じですよね♪
実はわたしも昔飼っていたヨークシャーテリアのお耳の毛を、大事に大事に伸ばしていました
が、あるときトリマーさんに伝え忘れていたために、ばっさり切られてしまったことがあります
こだわりがある場合には、必ずトリマーさんに伝えましょう
生活環境や習慣を伝える
トリミングでは
- わんちゃんが快適に過ごせる
- 清潔や状態を維持できる
ということが大切です
逆に、どんなにかわいいカットでも
- わんちゃんが生活しにくい
- 汚れやすい
- 毛玉ができやすい
という状態では良いトリミングとは言えません
そのため、わんちゃんたちには生活環境や習慣に合ったカットが必要です
例えば
- 水遊びが好きなコや洋服を着ることが多いコは短めにカット
- ウェットフードで口周りが汚れてしまうコはお顔をバリカンでスッキリ
- 雨でもお散歩に行くコは足先にもバリカンをあてる
というように、わんちゃんが快適に過ごせて、飼い主さんもお手入れしやすいカットが理想的です◎
生活環境や習慣をトリマーさんに伝えたうえで、カットのスタイルを決めることをおすすめします
悩みを伝える
愛犬との生活でお悩みがある場合、その点を伝えてもらえると、よりよいカットスタイルを提案することが出来ます
- ご飯を食べる時にお耳の毛が邪魔になる
- お腹まわりの毛がおトイレのたびに汚れてしまう
- お散歩のあとに足回りの汚れが気になる
など、いま困っていることを伝えましょう
わんちゃんにとっても飼い主さんにとってもより良いトリミングを提供することに繋がります
【カットのオーダー】失敗するケース
ここではトリミングサロンでのカット時に失敗するケースをご紹介します
イメージの共有が出来ない
「こんな感じ」と口頭で伝えるだけだったり、「長め」や「ちょっと」というように抽象的な指示だと、イメージを共有しにくいため理想通りのカットにならない可能性も。
わんちゃんのトリミング場合、人間の美容室と違ってカットの途中で確認作業ができません
そのためトリミング前にトリマーさんとイメージをすり合わせておくことがとっても大切!
「〇cmくらい」「ご飯を食べる時に邪魔にならないくらい」「毛玉(もつれ)が出来ないように」など、なるべく具体的に伝えましょう
わんちゃんの骨格や被毛の質に合っていない
上記でご紹介した「写真でイメージを共有する方法」ですが、いくらかわいい写真を用意していてもわんちゃんの骨格や被毛の質に合っていなければ理想通りの仕上がりにはなりません
体や足の長さ、お鼻の長さやお耳の付き方など、わんちゃんには1匹1匹個性があります
また、被毛の量や硬さ、毛流(毛の生え方)などにも個体差があるので、それぞれの個性に合ったカットをするのが、わんちゃんをより可愛くするために大切なポイントです◎
理想とするカットの写真などを用意したうえで、トリマーさんと相談してカットスタイルを決めましょう
見た目のことしか考えていない
トリミングの目的はわんちゃんがより快適で清潔に過ごせるようにすることです
また、トリミングが苦手なわんちゃんの場合は、トリミングの時間を短くしてあげることもとっても大切になってきます
トリミングで見た目をかわいくした結果、わんちゃんの生活の質が落ちてしまったり、過度のストレスをかけてしまったりすることのないよう、トリマーさんとよく相談しましょう
希望通りの仕上がりになったときにしておくこと
ここでは「希望通りの仕上がりになったときにしておくこと良いこと」についてご紹介します
- バリカンのミリ数を確認する
- トリマーさんを指名する
- トリミング直後の写真をとっておく
以上のことをするだけで、次回以降のトリミングでも希望の仕上がりにしてもらうことが出来るので、ぜひやってみてくださいね(^^)/
それでは詳しく解説していきます
バリカンのミリ数を確認する
バリカン仕上げの場合は、ミリ数を確認しておきましょう
次回以降も同じ仕上がりになるだけでなく、トリミングの期間が空いてしまう場合にも「いつもより短い〇ミリで」などと指定することが出来るようになります
夏場は5㎜、冬場は8㎜などと季節で変えるのもアリですね♪
トリマーさんを指名する
トリミングサロンのカルテには、以前のカットスタイルが記録されていますが、トリマーさんによって同じカットでも仕上がりに差が出てしまう可能性も。
そんなときには、トリマーさんを指名するのがおススメです
同じトリマーさんにカットしてもらうことで希望の仕上がりになるだけでなく、わんちゃんも懐きやすくなるので、良いことばかりです◎
※お店によっては指名の制度がないところもあるので、希望の方はお店に確認してみてくださいね
指名されるととっても嬉しいです♪
トリミング直後の写真を撮っておく
トリミングサロンでさらにかわいくなった愛犬の姿を写真に残している方も多いと思いますが、その写真が次回以降のトリミング時にとっても役にたちます◎
このとき上から見た様子やお顔、手足のさきなど細部まで撮影しておくのがおススメ!
特にお気に入りのポイントがある場合は、伝えてもらえると嬉しいです♪
飼い主さんの好みがわかるとカットスタイルを提案しやすくなるので、愛犬がさらにかわいくなっちゃうかも…♡!
まとめ:トリミングサロンで理想通りの仕上がりにしてもらうには、オーダーのコツを意識しましょう
- 写真でイメージを伝える
- こだわりを伝える
- 生活環境や習慣を伝える
- 悩みを伝える
オーダー時にトリマーさんとイメージを共有することで、理想の仕上がりにグンと近づきます◎
愛犬似に合うスタイルを追及して、より楽しく豊かなわんちゃんライフをお過ごしくださいね(^^)/
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