今日は愛犬の命日(1周忌)です。
愛するわんこKくんは、2020年10月18日に腎不全で旅立ちました。
Kくんがいない世界が、もう1年も経過していたなんて、信じられない気持ちでいっぱいです。
今回は、1年経ったいまの心境やお別れからの1年間の振り返りをまとめます。
- 愛犬との別れから1年たったいまの心境(ペットロス)
- 1年間で愛犬のためにしてきたこと
- 新たな家族について
同じくペットロスに悩んでいる人や、愛する動物さんを失って悲しみんどん底にいる人、看取りのとき備えたい人など、ペットロスについて興味関心のある人の参考になれば嬉しいです。
【ペットロスの現状】愛犬の死後1年たったいま思うこと
一般的にペットロスは、3カ月ほどで落ち着くといわれています。
が、わたしの場合は、いまもなお辛い気持ちが続いています。
愛犬との楽しかった思い出や最期の記憶がフラッシュバックして、涙が止まらなくなったり、足がすくんだりすることも。
そこで、いまの気持ちを記録としてまとめました。
後悔
愛犬を思うとき、一番最初に出てくる感情が後悔です。
- 元気なときにもっともっと遊びに連れて行ったらよかった
- 美味しいものをたくさん食べさせたらよかった
- もっと写真をとっておけばよかった
- もしもっと早く病気に気付いてあげられたら…
- 最期の瞬間を見届けてあげたかった
など、考え出したらキリがありません。
「こんなママでごめんね。」という気持ちがずーっとずーっと頭から離れません。
感謝
亡くなったKくんは、間違いなくわたしの人生を変えてくれた存在です。
そして、人生で1番愛した存在でもあります。
- こんなにたくさん愛させてくれてありがとう
- たくさん幸せをくれてありがとう
- こんなママでも、全力で愛してくれてありがとう
と感謝の気持ちでいっぱいです。
だから、もう一度会って、抱きしめて、直接ありがとうを伝えたい。
【愛犬の死後】したくでもできないこと
愛犬の死は、わたしにはとても悲しすぎて、いまだに受け止めきれていません。
「しなくては」と思いながらも、1年間できなかったことをご紹介します。
お線香をあげる
わたしが死ぬときには、Kくんと一緒のお墓に入る予定です。
そのため、愛犬のお骨は大切に自宅で保管しています。
仏壇や仏具も用意して、リビングの1番明るいところで、家族を見守ってもらっている状態です。
もちろんお線香もあります。
ただ、日常的にお線香をあげることはできていません。
手も合わせられません。(お線香をあげたのは、初七日と四十九日だけ。)
だって、そんなことをしたら、涙が溢れてくるから。まだ受け入れたくないから。
ただ、これじゃいけないのはわかっています。
Kくん、気持ちの整理ができるまで、もう少し待っていてね。
思い出の品でメモリアルグッズ作り
Kくんが着ていた思い出の服で、パッチワークのテディベアを作ろうと、手作りキットを注文しました。
ただ、実際に作ろうとすると、洋服を見るだけでも辛いし、ハサミを入れることが「2度と着ることのない事実」を表現しているようで、なかなか踏み切れていません。
洋服には愛犬の匂いやぬくもりが染みついている分、テディベアにしたらより愛着がわきそうな気がしますが…。
早く形にして抱きしめたい気持ちと、ハサミを入れるのが辛い気持ちのはざまで揺れ動いています。
▼テディベアを手作りするならキットがおすすめ⇒フェリシモ写真を整理する
スマホやパソコン、SDカードの中には、Kくんの写真が山ほどあります。
大きくプリントして飾りたい気持ちはすごくありますが、いまだに直視することが出来ません。
どの写真も、当時の感情や背景、Kくんの様子まではっきり覚えていて、あの子の存在の大きさに改めて気付かされます。
【愛犬の死後】実践してきたこと|ペットロスを癒す方法
反対に、この1年間で実践してきたこともあります。
ここでは具体的にどんなことをしてきたのか、1つずつ解説します。
絶えずお花を供える
お線香あげたり手を合わせたりは出来ていませんが、亡くなった翌日から今日まで、お花は絶えず供えています。
なんとなく、喜びそうな気がするので。
最近では仏花のサブスクを利用していますが、「今回はKくんっぽい」「このお花一緒に見たな」など、思いを馳せています。
お仏壇がボリュームたっぷりのお花に囲まれていると、笑ってくれている気がするんです。
▼仏花のサブスクならここ⇒お花のサブスク【HanaPrime】遺骨のペンダントを身に着ける
Kくんを失った直後に藁をもすがる思いで購入したのが、お骨を入れられるペンダントです。
購入してから24時間ずっと、肌身離さず装着しています。
辛いときや寂しいときには、ペンダントトップをぎゅっと握るだけで、ほんの少しだけ、落ち着く気がします。
わたしが死んだときには、骨壺に入れてもらおうかなぁ。
新たな家族について
かなり悩みましたが、この1年の間に新たな家族を迎えました。
シェットランドシープドッグの男の子です。
新たな家族を迎えたきっかけ
迎える決め手になったのは、家族の「いとが前向きに考えられているなら、いまが気持ちを切り替えるチャンスだと思う」という言葉です。
家族にもすごく心配をかけているなぁ、と反省しました。
そして、「自分がどう生きたいのか?」と考えたときに、そばにはやっぱりわんこがいてほしい。
もちろんベストはKくんがいてくれることだけれども、悲しいかなそれはもう2度と叶わないので、どこかで折り合いを付けなければ、と覚悟を決めました。
新たな家族とこれからのこと
新たな家族は、やっぱりKくんと重ねてしまいます。
「生まれ変わり」と思いたい気持ちや、そう思うことで自分自身が癒されたいというズルい思いも、確かにあります。
けれどそれはいま目の前にいる子はもちろん、Kくんに対しても失礼なこと。
「こんなにかっこいいお兄ちゃんがいたんだよ」ということを、新たな家族にも伝えていきたいな、と思っています。
たった1年では、辛い気持ちは変わらない:まとめ
正直、Kくんを見送った直後は、本気で後追いしたいくらい思い詰めていました。
そのころの辛さを10だとすると、いまの辛さは8くらいかな、というところ。
だからといって「早くペットロスを抜け出したい」とも思っていなくて、いまはただ現実を受け止められるように、心の準備をしている段階です。
今日はお線香をあげて、思いっきり泣きますね。
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